低温・高速表面コーティング

低温・高速表面コーティング

ダメージフリープラズマによる繊維や紙などの低温・高速表面コーティング

ダメージフリープラズマによる
繊維や紙などの低温・高速表面コーティング

東京工業大学沖野研究室では、大気圧プラズマを用いて、ガラスやセラミックス等を低温で高速にコーティングする技術を開発中です。下の応用例のように、数秒間の大気圧プラズマ照射で薄膜コーティングを実現できます。

当社のダメージフリープラズマでは、低温かつ放電損傷のない大気圧プラズマを生成できるため、この技術と融合させる事で、金属や半導体はもとより、従来は困難であった、繊維、紙、生体、低融点材料等への、ガラス、セラミックスや機能性薄膜のコーティングが実現できます。

応用例1
紙の高速コーティング

大気圧ダメージフリープラズマを5秒間照射する事で、紙を親水化および撥水化する事に成功しました。

写真左から、無処理、親水化処理、撥水化処理
液体量と写真倍率は同じです

応用例2
酸化チタン(光触媒)の高速コーティング

大気圧ダメージフリープラズマを3秒間照射する事で、Anatase型(光触媒活性)の酸化チタン薄膜を形成する事に成功しました。

エチレンブルーの脱色により、光触媒効果も確認しています。

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