大気圧プラズマ処理による親水化処理、
クリーニング、接着性・塗装性の向上
大気圧プラズマで物質の表面を処理すると、有機物を除去(クリーニング)したり、-COOHや-C=Oを生成する事が可能です。これによって表面は親水化され、接着性や塗装性を向上させる事が可能です。このため、ポリイミド樹脂等の接着に大気圧プラズマ処理が使用されるようになってきています。
しかし、従来の市販装置では処理速度が低かったり、接着性の向上が見られない物質も多く見られました。当社では、処理速度を大幅に向上できるハードウェアを開発し、かつ、これまでに接着性の向上が困難であった物質の処理法のノウハウを蓄積しています。
接着性や塗装性の向上をご検討の方、もしくは市販のプラズマ装置を用いた処理でお困りの方はぜひご相談下さい。
応用例:25cmハンディ型プラズマによる
銅板表面の超高速クリーニング(親水化)
当社で開発した25cmハンディ型プラズマ源を用いて、銅板の親水化処理を行いました。その結果、900mm/sec(3.24km/h)という超高速処理を実現しました。